寺・宗教

ずっと隠してたけど「お寺の息子」ということをブログで公開しようと思った

どうも!たぬぎりです!

先日ネットで知り合った方とブログについて話してたんですが、

 

「え?住職になるの?それブログに書いてないの?みんな読んでみたいと思うよ!」

 

っていう事を言われました。

 

いや、この一言がけっこう衝撃でした!

「ワンダーランド by たぬぎり」を公開し始めてから、ずーっと「寺・宗教」については一切書いてこなかった訳ですよ。

昔の記事を読んで貰えると分かると思いますが、1記事も書いてません。なんならプロフィールだって濁しまくってました。

でも、そのセリフをキッカケに、

 

“たぬぎり”
“たぬぎり”
「お寺・宗教系」の記事もアリなのか…

 

って思うようになりました。

というか普段勉強してるのが宗教だし、家の手伝いも宗教だし、宗教の本も読むし、自分の人生の半分くらいは「宗教」で占められてる訳ですよ。

ならブログでも書いちゃえ!

って思ったので、これから「お寺・宗教系」の記事も書いていこうと思いました。その事について少し深掘りして書いていきたいと思います!

 

大学まで「寺生まれ」がコンプレックだった

一言で言えば「コンプレックス」

寺生まれって事を人に言うのはなんか恥ずかしかったですし、正直周りの人たちが羨ましかったんです。

なぜかって?

 

  1. 「宗教」というものがよく分からない
  2. 何故か「継ぐ」ことが決まっている
  3. 勝手に金持ちだと思われる

 

主な理由はこの3つでした。

お寺に生まれたからって別に他の少年と変わらないんですよ。考えてる事はゲームだ、マンガだ、習い事嫌だな、テスト嫌だな、みたいな事しか考えてなかったんですよ。

宗教を信じてるんでしょ?とか、

仏教に詳しいんでしょ?とか、

だけど、みんなが「寺の息子」というフィルターを通して見てくるのが本当に嫌でした。

 

“たぬぎり”
“たぬぎり”
宗教とかまじ分かんねえんだよな…。

 

仲良い友達はそういう事なかったですが、ちょっと離れた知り合いだとたまにこういう事がありました。

今思えば、相手側からして初めて見る「人種?」だったので、会話のキッカケにしたかったのかなーって思いますが、中学生の時はそれが辛くて仕方なかったです。

 

 

それにほとんどのお寺は世襲制(親の仕事を子供が継ぐ形)ですから、物心ついた時から「後継さんがいて安心ですね〜」って言われてきた。

これは小学校の時はあんまり気にしていなかったが、中学生になってから「嫌な事」になってしまった。

 

  • 「将来継ぐことが決まっている」 = 「職業が自由に選べない」

 

って事なんですよ。

中学、高校になって将来を意識するようになって、自分の未来に可能性が無いように感じたんです。

「テストが嫌!」って感情ももちろんあったんですけど(笑)

「頑張っても頑張らなくてもどーせ将来は一緒なんだろ」

もう半分投げやり状態で学校に通ってました…。

何度も下から10番目以内の成績を取りましたよ。それでいて成績を親に怒られると、さらに投げやりになるっていう…

 

成績が悪くなる → 怒られる → 投げやり → 成績が悪くなる → (以下ループ)

 

もちろん反抗期だったっていうのも原因のひとつはあるんでしょうけど…w

 

 

そして最後に「勝手に金持ちだと思われる」っていう件です。

 

“たぬぎり”
“たぬぎり”
これは今もめちゃくちゃ嫌(笑)

 

普通のお坊さんの収入なんて平均サラリーマン程度あれば良い方なんですよ!

ただ寺の中には信者の方や檀家さん(簡単に言うとユーザー?)がとんでもなく多い寺があるので、そういうお寺が年収何千万ってなってる訳です…。

そんな金持ち寺なんて全体の数%あるかないかぐらいだと思いますw

たまに行く床屋の常連のお客さんに「いいよなー寺は金持ちで」って皮肉言われますが、それめっちゃ嫌なんですよね。

 

“たぬぎり”
“たぬぎり”
お前がウチの何を知っとんじゃあああ!

 

お世話になってる店主さんがいるんで笑ってごまかしてますが…(笑)

ウチの寺は平均サラリーマンちょい下ぐらいの収入!

 

「継ぐのは嫌」だと親と向き合った

これだけ嫌なことがあったので、完全にコンプレックスでした。

そのために寺を継ぐのも嫌でした。

ですが、自分の周りはどんどんその方向で話が進んでいきます。両親はもちろん親戚までがそんな感じで進んでいました。

周りからは「立派なお坊さんになってね」という期待がありましたが、自分は継ぐのが嫌で、またそれを誰にも言えないのも辛かったんですよ。

 

数年間は1人で抱え込んでました…。

 

さすがにこのままじゃいけないと思って、めちゃくちゃ怖かったんですけど両親に打ち明けました。

逃げ続けてた自分と初めて向き合えた気がした。

めちゃくちゃ喧嘩したし、めちゃくちゃ話し合いしましたよ。

ですが、どれだけ説得されても「継ぐのが嫌」って気持ちが消えませんでした

結局、両親が折れて「継ぐか継がないかは自由」って事になりました。

 

ありがとう。

父さん、母さん。

 

お寺が人生の選択肢の一つになった

両親から選択の自由を獲得した時、「お寺を継ぐ事」が人生の選択肢の一つになりました。

今まで「お寺を継ぐ事」しかなかったのが、

うってかわって「お寺を継いでも良い」ってなりました。

 

“たぬぎり”
“たぬぎり”
お寺をフラットに見れるようになった!

 

それがきっかけで、今まで嫌だったお寺を改めて見ると、そんなに嫌な仕事じゃないんじゃね?って思うようになりました。むしろしっかり社会で必要とされてる職なんだな…。ってのを父の背中をみて感じたんです!

 

  1. 「継げ」っていうのと
  2. 「継ぐ選択肢」がある

 

ってのは全然違った見方になるんですね、

自分自身もそれはめちゃくちゃ勉強になりましたね。

 

「寺継ごう」と思った経緯はまた別で記事に書こうと思います。

 

ブログに公開しようと思った理由

そんな訳で「お寺を継ごう」と決意したわけですが、それをブログに書くことはあんまり考えてませんでした。

僕自身コンプレックスの元凶だった訳なんで、

 

“たぬぎり”
“たぬぎり”
え?お寺?宗教?読みたい人いないでしょ!

 

なーんて安易に考えてました(笑)

ですが、もし僕と同じように宗教やお寺で悩んでいる人がいて、僕の経験や意見が悩んでいる人の問題を解決したり、参考にしてもらえることができるなら、ブロガーとしてこれほど書くべきテーマはないだろ!って思った訳です。

悩まずに継げる人はきっと「寺界隈のサラブレット」ですよ笑

ですが、昔の僕みたいに継ぎたくなかったり、継ごうか悩んでいた「寺界隈のやさぐれ者」の意見もきっと参考になると信じて発信していこうと思います!

 

もちろん知らない世界だからむしろ気になるって方も覗いてください!

まじ喜びます!やっほい!!

 

と、いう訳ではこれからは「お寺・宗教」の事も絡めて発信を続けていきたいなって思います。

これからもたぬぎりをどうぞよろしくお願いします!!

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